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働く場づくり「傍楽体験」

 

 「働く」ということはとても大事なことです。仕事をして成果をあげれば、ほめられ、人の役に立っていると実感できます。収入を得ることで経済的な自立が得られます。これは人間にとって幸せの大きな要素です。しかし、一般就労を唯一のゴールとすると、それがかなわないために負い目やストレスとなり大きな苦しみを背負う人もあります。
 生活困窮者の支援、若者支援、ひとり親支援、障害者支援などさまざまな制度のなかで、いわゆる「就労支援」の事業は整備強化されつつあります。
しかし、障害者手帳がない人や経済的困窮状態にない人等、制度によるサービスの利用対象とならない人や、一般就労まで距離のある人、一般就労をゴールとしない(できない)人は既存の就労支援事業では対応が難しい現状があります。
 「傍楽体験」と名付けた小さな働く場は、制度での対応が難しい人たちが、「家から出ていける場所」「社会(誰か)とのつながりを感じられる場所」「働くことの体験をし、少しでも働いた対価を得られる場所」となることをめざしています。
 県内のさまざまな地域・事業所と相談支援機関が連携協働して、事業所は「人の応援がほしい」業務を切り出し、相談支援機関を通してやってきた体験者は、その業務をやりとげることを通して人の役に立つ喜び、働いて報酬をもらう喜びを得るという、Wi n-Wi n(双方良し)の関係をつくっていく取り組みです。

 

生きづらさを抱えた人の働く場づくり

NPO法人滋賀県社会就労事業振興センター

常務理事 城貴志さん


働くことで得られるものは大きい。給料のみならず、誰かにあてにされ、
「ありがとう」と言われることは生きるうえで力になります。
また、「働く場」は 「生きづらさを抱えた人」だけの問題ではありません。
地域に雇用がなくなれば人は外へ出ていき、
地域は衰退していきます。滋賀県には人手不足の産業や魅力的な観光資源、
守るべき伝統・文化がたくさんあります。福祉のみではなく、
企業や地域のみなさまと滋賀ならではの「働く場」を創っていきたいと思います。